まるかいてさんかく

旅とカメラと妄想と

ここは逃げ場

なんだか恥ずかしいことがあるとちょっとここのことを思い出す。

恥ずかしくて逃げたくて穴に入りたい時の気持ち。ここは逃げ場なのだ。

そうです。わたしはいくつになっても(歳を数えるのも果たして適切かどうか)、自分の主張は正しくて声を荒げないと伝わらないと思っている節があって。それもこれも小声だと透過されてしまう、これまでの経験もたしかにあるからこそ、ちょっとでも自分の主張が通るように早口で声を張り上げてしまう。もっと理路整然とできないものか。さもなくとも、そろそろ少し落ち着いて、周りを見ながらもっと頭を回せないものか。
どちらもできなかったけど、ありがたいことにチームが諦めずに話してくれてやっと「あ」と答えにたどり着いた。
答えというか、わたしの間違いというか、みんな主張は小さいながらも同じ方向性だったので粘り強くわたしを倒してくれた。
情けないけれど、気づけてよかった。気づかせてくれてありがたい。

フリーランスになってからとくに一人で決めて一人で仕上げて行くことが必要になって。だからといって共同作業がなくなるわけじゃないし、むしろ初めましての人とこそチームワークだったり共有すべきものが増えていくんだけれど。

生きていく上ですべてはコミュニケーションで、人間はコミュニケーションがないと生きていけない。社会の仕組みもそうなっていますね。

ここに記してしまったので、これを数ヶ月後に見返してまた思い出して恥ずかしくて気が重くなっちゃうのに、そうわかっているのに、それでもやっぱり残したいんだろうな。不思議だ。

懺悔と反省と、受け入れのための気合。

はあ残念な脳みそだこと。