まるかいてさんかく

旅とカメラと妄想と

深夜の妄想特急

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中国四川省理塘(リタン)でのお坊さん。

このころの写真は自分に迷いがありまくりで正直好きではない……しかし坊さんはかっこいいので晒す。

東南アジアぐるぐるしてたとき例に漏れずバックパッカーというやつでした。荷物一切をもって旅をするというか生活するので、カバン選びってのは旅の中でいちばん重要ではないかと思うわけです。

とゆーか。単にバックパックが好きなのです…なんだろ前世冴えないカバンだったんだろうか。

旅中も終わった後も他人の持ち物とかカバンめっちゃ気になってます。前回で自分の荷物の量が日に日に増えていくってのと、貧弱すぎて重いの背負えない!!っていうのがわかったので。初旅だったので失敗も多かった。次回行くときなに持っていこう~~!と模索してるのです。楽しい!!

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左:東南アジア旅のメインバッグ。チャムス スプリングデール35L

中:同じくサブバッグ。KELTY22L すっごい背負いやすい!重さを感じない。

右:日本帰ってきてから通勤用に使ってるMILLETの22Lくらい?

 

登山ショップはしごしてモンベルとかミレーとかいろいろ見たけれど、登山するわけじゃないしもう少しかわいいデザインで軽いやつ…と思って最終的に見た目だけでチャムスにしました。長期旅行に35Lでいいのか…とかショップの人に長期旅行だから50Lにすれば?と言われたり…。旅ブログでの事前調査(笑)では、女子は40L前後がいちばん多くそれでも10kg以上……

そもそも10kgの米担いで歩けるの……?わたしが…?という不安は最後までぬぐえず。最初から入れ物が小さければいいのだ!!!と思い35Lに。まぁこれでよかったです。35Lだけど40くらい入るし最終的には12kg超になってもう捨てて帰ろうかと思ったくらい。

重いんだわ!!!!!貧弱女子には無理!!!!!

自分に合うバックパックというのは本当に大事で、その意味は旅の最終章あたりで知ることになったのでマジ見た目第一はお勧めしない。。「自分に合う」ってのは背中と腰の位置。腰ベルトしたときにちゃんと腰骨に乗って、荷物が軽く感じること……わたしは「腰ベルトダサい」というわけのわからない理由で6か月ほど気づきませんでした…道中のバックパッカーにいわれ「あっ腰ベルトすると楽!!!軽い!!!!!」ってなりました。そもそも10kg以上のものを肩への負担だけで持とうとすることが大間違いらしいです。そうだな。でかいバックパックには必ずあるわ…腰ベルト。

で、チャムスくんはわたしの腰骨と背中サイズから微妙にずれてたのです…あぁ歩きづらい…。あと値段のわりには肩ベルトらへんの造りが甘くチャチ…この辺はモンベルとか登山メーカーがやっぱりしっかりしてました。いいんだ。レインカバーもついてトップ部分はウエストバッグにもなるから(使わなかった)。

あ、レインカバーは必須です。雨除け以外にバスでの移動のとき必ず被せてました。汚れ、盗難防止の意味もあるけど…中国バスの中で荷物いれのなかに鶏も輸送されててさらに糞ひっかけられるとは…夢にも思わないじゃないですか。カバーしといてよかった。カバーにかかってない肩部分の紐は染まりすぎてて洗っても臭い落ちず最終的に切断した。…パッカーレベルが上がった。

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バングラデシュ~どう見てもオーバー

次回の旅に選ぶなら。

金銭的な理由からならべつに我慢してチャムスでもいいんですけど。かわいいから。ただやっぱり腰骨位置が微妙にずれてるのと、そろそろ安旅じゃなくてホテル泊まるような旅行がしたいのと、35Lだろーがなんだろーがやっぱり背負えない重い!!!炎天下のなか10分歩いただけで限界に達しタクった。たった2キロ弱の道のりだったが……。

タイにいたときメインバッグを宿へ預けて、サブバッグで2泊3日別の土地へいってたけど、その時がいちばん動きやすかった……バスに乗るにもトラックに乗るにもバックパックの重さや高さを気にせずひょいって乗れるし。暑い場所(と安旅、女子力底辺)だけなら22Lのデイパックでも十分なんですよ。できれば22Lだけで行きたい。

ただわたしはどれだけ旅するかわかんなかったし、防寒具や靴は必要だったんすね…普段はサンダルだけど中国だけは靴に履き替えセーターとダウン着込みましたし。

世界一周をしてた知り合いは帰国してからはキャリーバックパックで旅行してるそうで。バックパッカー当時は20kg前後で以降はキャリータイプじゃないと旅行しない!!と誓ったそうな。

車輪がついたバックパック…普段は転がしていざというときは背負えるという2WAY。調べてみるとあんまり種類は多くないんですよね…しかも重い。そりゃ車輪やら持ち手がある分重い……。重いけどキャリーで行って背負う場面一度もありませんでしたよぉ!っていう女子パッカーはなんなの?持ち上げる力があるの?最寄りの男性が持ってくれるの??

■キャリーで助かる点

・多少重くても転がせるので歩かなきゃいけない場所では楽

・容量が大きい

・お土産我慢しなくていい

・鍵がかけられる

■キャリーで困る点

・段差、エスカレーターやエレベーターがない階段だけの場所

・背負うときいちいち背面あけてベルト出す暇があるか?

・背負うとチャムスバックパックの比じゃなく重い(予想20kg前後)

・壊れたらただの荷物

キャリーの丈夫さは車輪の大きさと造りによるみたいで。いろいろレビュー見た結果、オスプレーがいちばん良さげ。バックパック検討してたとき確かにしっかりしてたわ…ってことでこれが最有力…

腰ベルトあるらしいし。ただカバンだけで3.5kgかぁ…………おめーよ…

駅のホームやトラックバスに乗る時でさえ段差はけっこうありました。ホームが地べたで、電車へ乗る時はしごみたいな階段だったり。あれは腕力だけで持ち上げられない高さ……キャリーバッグならぜったい無理ですわたし。あとはホテルの微妙な階段とか。荷物もってくれるよーなポーターがいるホテルに泊まることはまずないから…なぁ。

その辺が心配。でもキャリーで行ければ荷物の重さで諦めた散策や好奇心、宿選び(もうここでいーや……で失敗したこと多数)を諦めずに済む!!!!はず。

キャリーは防犯面でもバックパックよりか少し上。そのまま持ち逃げされたらいっしょだけど、いちばん多いのはバスの荷物入れに預けたときと安宿のとき。バックパックは基本的に鍵かけるとこがないので、まー貴重品いれないことが第一かな…ただ、なにが貴重品かはこっちとあっちではいまいち認識がちがう。同じ時期タイにいた大学生くんは長距離バスでバックパック預けてたら、サッカー日本代表ユニ盗まれてたらしいです。そんなもんまで盗むんや!

わたしは常にパンパンでたぶん開けたら最後、もとに戻すの面倒くせーだろーなぁと思われてたに違いない…。自分でも開け辛かったし。バス会社などが盗む場合は、その場でバレなければいいという一時しのぎなので、見た目にわからなければいいのです。後で気づいても確証がなくて遅いから…。

ぐだぐだ書いたけど、この方の記事がすごくわかる……。

世界一周はバックパックとスーツケース、どっちで行くべきか? 世界一周、予算は99万円♪ 「りり記」 ~女一人で世界一周~

壊れたら旅先で買えば?っていうのは…あまりにも難しい話だからね!都市部にいればいいけど僻地だったり、それこそ種類なんてねーからな。タイで買ったリュックが次の国のバングラデシュで壊れて、荷物一式をストールで風呂敷包みして斜め掛けしてたんだからな!!ストール超便利(*´ω`*)

 

あー結論がでない。

旅にも人それぞれ種類はあるし、わたしも一度長旅を経験してから得た結論だったり、次回への悩みだったりするわけで。アジアしか行ってないけどな…!

あと、帰国してから旅中のスタイルを人に見せたら「金持ってるようには見えない」って言われたし、現地でも「ジャパニーズガール!?嘘だッ!」って言われてたしバックパッカーは貧乏に見えるくらいのがちょうどいいです…それでなくても日本人=金持ちで危険が増えるので。。

オスプレー実物見れればまた違うんだろうけど僻地在住、都市部まで3時間の長丁場だから腰上がらない。というか、あれだ。別にまだ旅行の予定とか経ってないから。ただの妄想だから。

ついでに20代後半にもなって本文中にたびたび「女子」表記が出てきましたがご容赦ください。

 ってかこれ可愛い!!!!!(懲りない)